この記事を読むと、ビカクシダを育ててみたい方が準備するべき、生育設備と資材について、何を購入すれば良いのか知ることができます。
この記事に掲載されている物品を購入した後は、ご自分でビカクシダの板付けに挑戦してみてください!
最終的にはこんな感じの物が出来上がります。

必要な資材
ビカクシダの生育に必要なものを紹介すると以下の通りです。
- ビカクシダの苗(初心者にはビーチーもしくはビフルカツムをオススメします!)
- 着生材(コルク)
- 肥料(マグァンプK)
- 水苔
- テグス
- アルミ線(線径3mm以上)
- キリ
- 金網やウッドフェンス
- サーキュレーターや扇風機
またビカクシダの生育状況に応じて以下も準備してください。
- 植物育成用のLED電球
- クリップライト(お値段重視の場合)
- ライティングレール+ライティングレール用スポットライト(見栄え重視の場合)
ビカクシダの苗
ビフルカツムの苗 ビフルカツムの苗
文字通り、ビカクシダの生体のことです。
ビカクシダには、たくさんの種類があるため、カタログなどを参考に、ご自分が育ててみたい種類を選んで購入してください。
筆者は、ビカクシダ生育の初心者には、比較的育てやすい「ビーチー」もしくは「ビフルカツム」をオススメしています。
今回板付けした苗は、下のオンラインショップで購入させていただきました。
![]() | ビカクシダ コウモリラン ビフルカツム ネザーランド 3号ポット(全長15~20cm前後)(大型商品との同梱不可) 価格:658円 |

着生材(コルク)

カラカラに乾いた木片、コルクです。
ビカクシダを壁に掛ける際の金属のフックを通したり、ビカクシダ自体を固定する土台として使います。
流木などを使ってオリジナルのデザインを施すこともできます。
ただし、流木などはしっかりと洗わなければならず手間なので、最初は既製品のコルクをお買い求めいただいた方が手っ取り早いと思います。
ちなみに筆者は、写真のコルクは下のオンラインショップで購入しました。
![]() | コルク小片 3個セット Sサイズ(全長10~20cm位)(形・サイズのバラつきあります) 価格:1,210円 |

肥料

文字通り肥料です。筆者は「マグァンプK」という肥料を使ってます。
筆者はオンラインショップで購入しましたが、お近くのホームセンターの園芸コーナー等でも取り扱われていると思います。

水苔
水苔はホームセンター等に袋詰めで販売されている 使う前に水で1日戻すこと
水苔は、一般的な植物で言うところの「土」の役割を果たします。
ビカクシダが、水苔の束に根をおろして固定化されます。根をおろす現像のことを「活着」と呼びます。
オンラインショップでも販売されていますし、筆者はホームセンターの園芸コーナーで買ってきています。
![]() | 送料無料 最高級水苔 75g AA 75g アイリスオーヤマ 価格:917円 |

テグス(筆者は線径0.35mmまたは0.5mm)
テグス テグス
先ほど紹介した着生材(コルク)と、水苔と、ビカクシダの苗をひとつに固定するものです。
オンラインショップでも等で販売されていますし、筆者はホームセンターで購入しました。筆者は、初め、線径が0.35mmの物を使ってみました。その後、試しに0.5mmの物も使ってみました。感想は次の通りです。
- 目立たないのは0.35mm
- 作業しやすいのは0.5mm、特に結ぶ時思い通りにいく
- 結んだ後の、反発力が強いのは0.5mm、なので何回か結ばないといけない
- 手先が不器用な人は0.5mmが扱いやすいと思う

アルミ線(線径3mm以上)
アルミ線(銅色) 25-30cm程を目安に使います

着生材(コルク)と壁の間のフックとして使うアルミ線です。
ビカクシダの重さで変形しない様に、アルミ線は太いもの(筆者は線径が3mm以上を使用)の物を選びましょう。
オンラインショップで販売されていますし、筆者はホームセンターで購入しました。
![]() | アルミワイヤー 3.0mm ブラウン (1巻入り) 【花資材】【花材】【針金】【フラワーアレンジメント】【松村工芸】【手芸】【クラフト】 価格:792円 |

キリ
着生材(コルク)にフック用の穴を開ける際に使います。ドライバー等でも構いません
金網やウッドフェンス

ビカクシダを固定化した着生材(コルク)を、アルミ線のフックを使ってウッドフェンスや、金網などにぶら下げます。
筆者はウッドフェンスを使っています。
オンラインショップで販売されています。筆者はホームセンターで購入しました。
![]() | 11/25 17:00-23:59クーポン利用で10%OFF フェンス 木製 ラティスフェンス セランガンバツ (90×180cm) 長持ちハードウッド 価格:5,960円 |

扇風機もしくはサーキュレーター
ビカクシダは定期的に着生材(コルク)ごと水に浸けたり、シャワーを当てたりして、水分を補充します。
その後、ビカクシダを乾かしたり、また普段、風通しを確保するために使います。
筆者は家にあったものを使っています。
照明器具(ビカクシダの成長度合いに応じて準備する)

照明器具は必須ではありませんが、
- ビカクシダの成長が遅くなってきた
- 部屋の日当たりが悪い
- ビカクシダの成長する方向が横に向いてきた
この様な場合は、照明器具を導入してください。写真の様に、全体に上から照射します。
通常の照明器具に使われる電球ではなく、必ず植物育成用の電球を購入してください。
筆者はIKEAの店舗が近くになかったので同オンラインショップで購入しました。
また、電球を差し込むソケットの部分ですが、
下の物を購入することをオススメします。シンプルな物を安価で購入できます。

植物用電球の口金サイズはE26です。
また、デザイン性を重視する方は、ライティングダクトレールと、ライティングバー用ソケットを購入することをオススメします。
![]() | ヤザワ ライティングダクトレール1000mm黒 LR1001BK LR1001BK 価格:2,539円 |

![]() | YAZAWA ライティングバー用ソケット 【電球別売】スポットライト ブラック E26口金 LCX150E261BK 価格:1,150円 |

最後に
今回はこれからビカクシダを育てる人が準備するべき、設備と資材について紹介いたしました。
実際に、これらの資材を使ったビカクシダの板付けの方法について知りたい方は、
ビフルカツムの板付けについて書いたこちらの記事をご覧ください。
また、ビカクシダの普段のお世話の方法についてはこちらの記事をご覧ください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

コメント
[…] 筆者が以前に書いた「板付ビカクシダの生育に必要な資材についての記事」に、それぞれの物品について、用途や購入方法がまとまっています。ぜひご覧ください。 […]