ビカクシダイアリーへようこそ。
ビカクシダを育て始めて1年が経ちました。
1年目はビフルカツムの苗をコルクや、焼杉板に板付けして、ひたすら育てました。
夏に「苗」から始めて、次の夏までの変化をご覧ください。





いま⇩ここです。

辛い冬を越えて、2年目にはこんなに立派になりました。
さて、2年目は何に挑戦しましょうか?
ビカクシダ初級者から中級者へ?
筆者の他の記事に書いていますが「ビフルカツム」は確かに初心者向きだったと思います。
ビフルカツムが初心者向きと言われるわけ
- 水やり、風、温度、全てにおいて管理しやすい
- もともと強い品種なので、失敗が少ない
- 安価なので入手しやすい
- ビカクシダの中では小さいので場所をとらない
では、初級者から中級者へレベルアップするために、これから挑戦したいことを書き出してみました。
挑戦したいこと
- ビカクシダの大きい品種を育てる
- 胞子培養から板付けできるまで育てる
- メロンパンみたいな板付けをする
- 販売プラットフォームに出品してみる
ビカクシダの大きい品種を育てる
交配種を除いて、原種は18種類と言われています。
ビフルカツム(オセアニア系)は一番シンプルなので、それに比べると他の17種は全て大きい品種といえます。
オセアニア系
- ベイチー
- ウィリンキー
- ヒリー
- スパーバム
東南アジア系
- リドレイ
- グランデ
- コロナリウム
- ホルタミー
- ワリチー
- ワンダエ
南米系
- アンディナム
アフリカ・マダガスカル系
- アルシコルネ
- エレファントティス
- エリシー
- マダガスカリエンセ
- クアドリディコトマム
- ステマリア
名前からして素敵ですよね。いつか、大きくなる品種を大きく育ててみたいと思います。
ビカクシダは育った環境によって、育て方がちがうし、成長の時期も違います。
まずは、その品種の特徴を知ることから始めましょう。
私が2年目に挑戦したいのは「リドレイ」と「マダガスカリエンセ」です。
胞子培養から板付けできるまで育てる
ビカクシダ関連のブログや、販売のツールを覗いてみると、「胞子からの培養」という言葉が目に入ってきます。
ビカクシダを育てる者にとって「胞子培養から板付けまで」育てるのは、憧れではないでしょうか。
例にもれず、私もチャレンジ中です。
リドレイの胞子と、胞子を蒔く土壌「ジフィーセブン」をメルカリで入手しました。


上の写真はジフィーセブンを水で戻すところです。
胞子を蒔く土壌の選択肢としては
- ジフィーセブン
- 水苔
- ピートモス
- ピートバン
- バーミキュライト
がありますが、成功体験を書いている方の記事では「ジフィーセブン」が一番成績がよさそうでしたので、これに決定。
胞子培養の要領については、成功談をネットで検索して自分なりのマニュアルを作成しました。
これが完璧というマニュアルはなく、誰でも試行錯誤しながら、経験を積んでいくという世界です。
まず「シダ類」の受精のメカニズムから勉強しなおしました。中学生の時に習ったはずでしたが、さっぱり忘れてしまっていました。(笑)
ざっとおさらいすると、シダ類は
胞子~前葉体~受精~胞子体~胞子葉~となっていきます。
今回はマニュアルの内容についてはふれませんが、胞子培養の時に整えるべき環境があります。
- 土壌の環境
- 温度
- 湿度
- 光
- 蓋をするか、しないか
胞子を蒔いたら水は切らさないようにして、密閉。2ヶ月は放置らしいです。
まだ始まったばかりなので、うまくいったら報告します。
メロンパンみたいな板付けをする
この1年は、ほぼコルク付けでしたので、フラットな板にメロンパンのように水苔を盛って、板付けしてみたいと思います。
販売プラットフォームに出品してみる
販売の手段として思いついたのは次のとおり
- お店に持ち込んで置いてもらう
- ヤフオク
- ジモティー
- BASE
- メルカリ
結局、メルカリで販売を行うことができました。
メルカリは、利用者が多い分、見てくれる人も多いのです。
中には購入して下さる方もいらっしゃいました。
・・・というわけで、メルカリデビューをはたしました(∩´∀`)∩
5株出品して完売です。
詳しくは販売についての記事をご覧ください。
趣味を持つのは楽しいです。また、趣味の記録をブログに綴るのも楽しいです。
それを読んで下さる人がいることは、とても励みになります。
ビカクシダ愛好家、中級を目指して頑張っていきます。
2年目の「ビカクシダイアリー」も、どうぞよろしくお願いいたします。