「ビカクシダを板付けしたいけど、思うような板がみつからない」
「既製品の板は高価なので、買わずに自分で作ってみたい」
「もともとDIYに興味がある」・・・そういう方に読んでいただきたい記事です。

ビカクシダイアリーへようこそ
この記事では、ビカクシダの小型、主にビフルカツムの板付け用になる板を自分で加工してみた過程と、気づきについて書いています。
これからDIYされる方の参考になればと思います。
参考にしたビカクシダ着生用の板はこちら。これは以前私がビーチー用にメルカリで購入した焼杉板です。とても立派です。

木の節目がありますが問題はありません。縁取りに飾りと、通気用にいくつも穴が開いています。注文すればぶら下げるための穴も、一穴か二穴か、開けてもらえました。
穴が開いているメリットは、通気性がよくなり、水はけもよくなると考えたからです。
また、テグスを通すこともできるので、外観もよくなります。
これを参考に、いろんな素材の板に穴を開けて、ビカクシダの着生材を作ってみたいと思います。飾りの縁取りはまた後日。
板付け用に集めた板
焼杉板・・これはもともと鍋敷き用で、すでに焼いてありました。

100均で買ったカッティングボードで、素材はアカシア(百均だけど300円)

100均で買った桐のまな板

コルクボード パンチボード・・買ったものの不採用

着生板がたくさん必要な方はホームセンターで長い板を買うのがお得ですが、切る工具が無い場合は木材を購入したホームセンターで必要なサイズにカットしてもらえるサービスがありますので、そちらをご利用ください。
最近のホームセンターは1カット数十円とかで加工してくれます。
穴を開けるドリル
今回、購入したのはこちらです。
trad キーレスドリルドライバーTAD-115R

ドリルドライバーもピンキリありますが、私が買ったのはお手頃価格のものです。
コードレスもありますが、これはコード付きです。
インパクトドライバーと混同されがちですが、穴あけ用にはドリルドライバーが向いています。ドリルビット刃は別売りです。私はお店に8mmの刃しかありませんでしたが、10mmの刃でもいいと思います。
箱の裏面を載せておきます。

刃は木工用のこちら。


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全くの初めての穴あけドリル体験でしたが、使ってみてちゃんと目的を果たしましたから、高価なものでなくても充分だったと思います。
穴あけ工程
先ず、板の上に中心点をきめ、何重かの円を描きます。
円の上に、穴をあけたい所に印をします。消しゴムで消せるように鉛筆がおすすめです。
水はけ用、通気用、それと、テグス通し用(水苔を盛る円の一回り外側まで)、吊り下げるワイヤーや鎖を通す所に穴の位置を決めます。
印をつけます。
位置が決まったらドライバーで穴をあけます。

穴あけ加工のポイント
穴あけすると着生板の裏面側の穴の縁が割れてしまうことがあります。
というか、とても割れやすいです。

それをできるだけ回避するために、穴あけしたい板の下側に”添え木”(捨て板)をすると裏面側の割れが少なくなります。
捨て板は、いらない端材でもなんでも構いません。
穴あけの際は、
いくつも穴を開けているうちにだんだん上手になっていくようですが、
特に気をつけたのは
怪我のないようにお願いします。
感想など
コルクボードを試験的に使ってみましたが、見た目が貧相なのと、ぐにゃぐにゃするので、あとから木製板に付け替えました。
穴の周りが割れたりして、出来栄えの悪い面は水苔で隠して、板の裏面に綺麗な方をもってくればいいと、後から思いつきました。そこは個人の好みでお願いします。
こんな感じにできました。

実際に板付けしてみてわかったこと
後日、それぞれの板に、ビカクシダを板付けしてみたところ、焼杉板、アカシアのカッティングボードは問題なしでしたが、桐のまな板に問題発生!!

丸の部分はどうも「カビ」が発生しているようです。
板付けしてから、約2週間経過後のことでした。
やっぱり、焼処理していない木材は湿気に弱いようです。
全体がカビだらけにならないうちに、別の板に板付けし直すことにしました。
今回の事は、実験結果として今後に活かしていきます。皆さんも参考にしてくださいね。
最後までお読み下さりありがとうございました。

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